Jupyter Notebookを使用してGDDデータを可視化する
手順
このレッスンでは、IoTセンサーを使用してGDDデータを収集しました。良いGDDデータを得るには、複数の日にわたってデータを収集する必要があります。温度データを可視化し、GDDを計算するのに役立つツールとして、Jupyter Notebooksを使用してデータを分析することができます。
まず、数日間のデータを収集します。IoTデバイスが稼働している間、サーバーコードが常に稼働していることを確認する必要があります。これには、電源管理設定を調整するか、このシステムをアクティブに保つPythonスクリプトのようなものを実行します。
温度データを取得したら、このリポジトリのJupyter Notebookを使用してデータを可視化し、GDDを計算できます。Jupyter notebooksは、セルと呼ばれるブロックにコードと指示を混在させ、しばしばPythonでコードを書きます。指示を読み、各コードブロックを順番に実行します。また、コードを編集することもできます。例えば、このノートブックでは、植物のGDDを計算するために使用する基準温度を編集できます。
-
gdd-calculation
というフォルダーを作成します。 -
gdd.ipynbファイルをダウンロードし、それを
gdd-calculation
フォルダーにコピーします。 -
MQTTサーバーによって作成された
temperature.csv
ファイルをコピーします。 -
gdd-calculation
フォルダーに新しいPython仮想環境を作成します。 -
Jupyter notebooks用のpipパッケージと、データの管理とプロットに必要なライブラリをインストールします:
pip install --upgrade pip
pip install pandas
pip install matplotlib
pip install jupyter -
Jupyterでノートブックを実行します:
jupyter notebook gdd.ipynb
Jupyterが起動し、ブラウザでノートブックが開きます。ノートブックの指示に従って、測定された温度を可視化し、成長度日を計算します。
ルーブリック
基準 | 模範的 | 適切 | 改善が必要 |
---|---|---|---|
データの収集 | 少なくとも2日間の完全なデータを収集 | 少なくとも1日間の完全なデータを収集 | 一部のデータを収集 |
GDDの計算 | ノートブックを正常に実行し、GDDを計算 | ノートブックを正常に実行 | ノートブックを実行できない |